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各金融機関で金利ミックス制の住宅ローンを増やしていますが、
果たして総支払額は少なくなるのか?
という疑問を持っていました。

現在の固定金利は随分と低い水準だと思います。
金利ミックス制は、
変動金利を入れることでさらに低い金利をミックスし、
お得をしようということですが、
金利上昇局面が近い将来やってこないというわけではありませんからね。

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全額固定金利型は金利ミックス型と比べて毎月の返済額が高くなりますが、だからといって、安易に金利ミックス型にするのは得策ではありません。住宅ローンの店頭金利は徐々に上昇しています。変動金利型のローンを組み込む分だけ、今後何十年もの間、金利変動の影響を受けます。変動金利型を組み入れるなら、なるべく少額、短期間にしましょう。

夫婦で住宅ローンを組むなら、将来、出産の可能性がある妻の負担分を少なくし、これを変動金利型にしてはどうでしょう。

例えば、妻の借り入れを800万円とし、年利1・9%の変動金利型(3年固定)で期間20年のローンを組む場合、妻の毎月返済額は約4万円。4年後に金利が年4%に上がったとしても毎月返済額の上昇幅は7000円程度です。5年後に出産休暇をとっても残高は約640万円なので、完済が可能な水準でしょう。

一方、夫の負担分2500万円を金利3・5%、期間35年の固定金利型にすれば、毎月の返済額は10万3000円程度です。こう組み合わせれば、金利上昇リスクを避けながら全額を長期固定型で組むよりも総返済額を抑えられます。

金利ミックス型は、繰り上げ返済ができるなど資金に余裕のある人向けといえます。

(読売新聞 - 2007年5月23日)
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