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大手銀行がリテールのサービス強化ということで、
ATM設置にしのぎをけずっているようですね。
コンビニのATM手数料を無料にしたり、
空港や駅構内へのATM設置を競っているようです。
私が毎日のように行くローソンのATMでは、
確か三菱東京UFJ銀行だと平日の日中は
無料で出金できるはずです。
その他の大手銀行は平日日中で105円の手数料です。
このような競争は利用者としてはありがたいです。
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大手銀行がATM(現金自動預払機)をめぐるサービスを競い合っている。提携するコンビニエンスストアでのATM手数料を無料化したり、鉄道駅構内や空港にもATMを設置するなど拠点網を拡大している。日常生活やビジネスに密着した場面でATMの機能や利便性を高め、各行が力を注ぐリテール(個人向け)業務の強化につなげるのがねらいだ。
≪利益を還元≫
三菱東京UFJ銀行は今年3月から、同行に口座を持つ顧客がローソンやセブン-イレブンなどの一部コンビニのATMを利用した場合、手数料(平日昼間は105円)を無料化した。一定以上の預かり資産のある顧客は、時間外でも無料で利用できる。
三井住友銀行も、提携しているコンビニの「am/pm」を同行の預金者が利用した場合、平日昼間なら手数料を無料にしており、他のコンビニへの拡大も検討。みずほ銀行も、会員制サービス「マイレージクラブ」の会員向けに、預かり資産など一定の条件を満たせばATM手数料を無料にしている。
10月に開業したばかりのイオン銀行は、イオングループのミニストップでのATM展開を検討中で、片岡正二社長は「ミニストップ以外でも具体的な話があれば検討したい」と意欲的だ。
いずれのサービスも、顧客の利便性向上がねらいだが、三菱東京UFJ銀の畔柳(くろやなぎ)信雄頭取は「(公的資金の投入など)銀行が苦しいときに消費者に不便をかけた」として、利益の顧客還元の側面も強調する。
≪駅や空港にも≫
ATMの設置場所も、銀行の店舗や出張所以外に広がってきた。
早くから熱心だったのが新生銀行。2005年から東京メトロの駅構内にATMを置き始め、現在は38駅に展開。始発から終電まで年中無休でサービスが利用でき、同行に総合口座がある顧客は手数料も無料だ。
東京メトロには三井住友銀もATMを展開しており、新宿や後楽園など17駅で利用できる。
三菱東京UFJ銀も今年7月に、東京急行電鉄とATM展開で提携した。すでに設置済みの8駅のほか、今後3年間で40駅に新設する計画だ。東急では「通勤・通学客が毎日必ず利用する駅で、身近なサービスを提供したいと考えた」と話す。
関西でも、地銀の池田銀行(大阪)が阪急電鉄の梅田駅などにATMを設置。京都銀行も京阪電気鉄道の沿線にATMを展開している。
一方、セブン銀行は9月から、成田空港に続き羽田空港でもATMを設置した。海外発行のクレジットカードにも対応する。セブン銀は国内の主要ホテルへのATM設置も検討しており、ビジネスマンや旅行客の需要をあて込んでいる。
各行がATMをめぐるサービスに力を注ぐのは、法人向けの貸し出し業務などが伸び悩むなか、まだ開拓の余地が大きいリテール業務の拡充で、収益力の強化を図るため。今後も顧客の囲い込みに向けた知恵比べが展開されそうだ。
(フジサンケイ ビジネスアイ - 2007年11月13日)
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ATM設置にしのぎをけずっているようですね。
コンビニのATM手数料を無料にしたり、
空港や駅構内へのATM設置を競っているようです。
私が毎日のように行くローソンのATMでは、
確か三菱東京UFJ銀行だと平日の日中は
無料で出金できるはずです。
その他の大手銀行は平日日中で105円の手数料です。
このような競争は利用者としてはありがたいです。
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大手銀行がATM(現金自動預払機)をめぐるサービスを競い合っている。提携するコンビニエンスストアでのATM手数料を無料化したり、鉄道駅構内や空港にもATMを設置するなど拠点網を拡大している。日常生活やビジネスに密着した場面でATMの機能や利便性を高め、各行が力を注ぐリテール(個人向け)業務の強化につなげるのがねらいだ。
≪利益を還元≫
三菱東京UFJ銀行は今年3月から、同行に口座を持つ顧客がローソンやセブン-イレブンなどの一部コンビニのATMを利用した場合、手数料(平日昼間は105円)を無料化した。一定以上の預かり資産のある顧客は、時間外でも無料で利用できる。
三井住友銀行も、提携しているコンビニの「am/pm」を同行の預金者が利用した場合、平日昼間なら手数料を無料にしており、他のコンビニへの拡大も検討。みずほ銀行も、会員制サービス「マイレージクラブ」の会員向けに、預かり資産など一定の条件を満たせばATM手数料を無料にしている。
10月に開業したばかりのイオン銀行は、イオングループのミニストップでのATM展開を検討中で、片岡正二社長は「ミニストップ以外でも具体的な話があれば検討したい」と意欲的だ。
いずれのサービスも、顧客の利便性向上がねらいだが、三菱東京UFJ銀の畔柳(くろやなぎ)信雄頭取は「(公的資金の投入など)銀行が苦しいときに消費者に不便をかけた」として、利益の顧客還元の側面も強調する。
≪駅や空港にも≫
ATMの設置場所も、銀行の店舗や出張所以外に広がってきた。
早くから熱心だったのが新生銀行。2005年から東京メトロの駅構内にATMを置き始め、現在は38駅に展開。始発から終電まで年中無休でサービスが利用でき、同行に総合口座がある顧客は手数料も無料だ。
東京メトロには三井住友銀もATMを展開しており、新宿や後楽園など17駅で利用できる。
三菱東京UFJ銀も今年7月に、東京急行電鉄とATM展開で提携した。すでに設置済みの8駅のほか、今後3年間で40駅に新設する計画だ。東急では「通勤・通学客が毎日必ず利用する駅で、身近なサービスを提供したいと考えた」と話す。
関西でも、地銀の池田銀行(大阪)が阪急電鉄の梅田駅などにATMを設置。京都銀行も京阪電気鉄道の沿線にATMを展開している。
一方、セブン銀行は9月から、成田空港に続き羽田空港でもATMを設置した。海外発行のクレジットカードにも対応する。セブン銀は国内の主要ホテルへのATM設置も検討しており、ビジネスマンや旅行客の需要をあて込んでいる。
各行がATMをめぐるサービスに力を注ぐのは、法人向けの貸し出し業務などが伸び悩むなか、まだ開拓の余地が大きいリテール業務の拡充で、収益力の強化を図るため。今後も顧客の囲い込みに向けた知恵比べが展開されそうだ。
(フジサンケイ ビジネスアイ - 2007年11月13日)
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