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住宅ローンに金利上昇のリスクをなるべく回避する「金利ミックスプラン」
という住宅ローン商品があり、注目されているようですね。
我々、借りる側としては、返済総額がなるべく少なく済ませたいわけです。
借りる額多く、返済期間も長いと、僅かなパーセンテージの違いによっても
返済総額がかなり違ってきます。
返済総額が僅かでも少なくなるのでしたら、
この金利組み合わせ住宅ローン「金利ミックスプラン」にも関心があります。
しかし、メリットとデメリットもあるようです。
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金利リミックスプランとは:
長期固定金利型に、変動金利型または短期固定金利型を組み合わせた住宅ローンのこと。組み合わせ方や比率は、利用者が選べる。長期固定型には返済期間中ずっと金利が変わらないタイプのほか、20年程度の期間が過ぎると、市場金利に合わせて金利を見直すものもある。短期固定型は当初の金利は固定されるが、2~3年後からは金利が相場によって変わるもので、変動金利型に近い。
現在、変動型や短期固定型の実質的な金利は年2%前後で、長期固定型より1%ほど低い。
金利ミックスプランを選ぶと、変動金利型のみで借りた場合と比べ、将来、金利が大幅に上昇しても支払額の増加が抑えられる。ただ、当初の返済額はやや多くなる。一方、長期固定型のみで借りた場合と比べると、将来の金利上昇リスクが高まることになる。
最終的にどちらが得かは、将来の金利動向に大きく左右される。
総合情報サイト「オールアバウト」の住宅ローンガイドでファイナンシャルプランナーの高田晶子さんに、3000万円を30年で返済する場合を例に試算してもらった。1500万円を全期間の長期固定(金利年3・2%)、1500万円を当初の金利が大幅に優遇される3年の短期固定(同1・8%)にすると、当初の返済額は11万8825円。すべて長期固定にするより1万915円少なくなる。
市場金利の変動がほとんどなく、住宅ローン金利の基準となる店頭金利が4年目以降も年3・0%だったと仮定すると、長期固定のみの場合より総返済額が約214万円も減らせる。
しかし、市場金利が上昇し、4年目以降の店頭金利が年4・0%に上がっていたとする。その場合、総返済額は、すべて長期固定にするより約24万円増える。同様に年4・5%に上昇すると、総返済額は約149万円も多くなるという。
現在、金利は上昇基調にあるが、3年以上先の金利がどうなっているかは予想が難しい。高田さんは「金利の動きに関心の薄い人や、返済額が増えた時に家計が苦しくなる人は、長期固定型だけにするのが望ましい」と指摘する。
一方、現在は夫婦共働きで出産予定もなく、今後、当面はボーナスなどの余裕資金が手元に残るという人にはメリットもある。いったん金利ミックスでローンを組み、短期固定部分を優先的に繰り上げ返済できれば、金利上昇リスクを避けながら低金利の恩恵も受けられる。金利ミックスプランは多くの金融機関で取り扱っており、まず店頭で相談し、様々なケースを想定して試算してみることが必要だろう。
(2007年3月27日 読売新聞)
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という住宅ローン商品があり、注目されているようですね。
我々、借りる側としては、返済総額がなるべく少なく済ませたいわけです。
借りる額多く、返済期間も長いと、僅かなパーセンテージの違いによっても
返済総額がかなり違ってきます。
返済総額が僅かでも少なくなるのでしたら、
この金利組み合わせ住宅ローン「金利ミックスプラン」にも関心があります。
しかし、メリットとデメリットもあるようです。
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金利リミックスプランとは:
長期固定金利型に、変動金利型または短期固定金利型を組み合わせた住宅ローンのこと。組み合わせ方や比率は、利用者が選べる。長期固定型には返済期間中ずっと金利が変わらないタイプのほか、20年程度の期間が過ぎると、市場金利に合わせて金利を見直すものもある。短期固定型は当初の金利は固定されるが、2~3年後からは金利が相場によって変わるもので、変動金利型に近い。
現在、変動型や短期固定型の実質的な金利は年2%前後で、長期固定型より1%ほど低い。
金利ミックスプランを選ぶと、変動金利型のみで借りた場合と比べ、将来、金利が大幅に上昇しても支払額の増加が抑えられる。ただ、当初の返済額はやや多くなる。一方、長期固定型のみで借りた場合と比べると、将来の金利上昇リスクが高まることになる。
最終的にどちらが得かは、将来の金利動向に大きく左右される。
総合情報サイト「オールアバウト」の住宅ローンガイドでファイナンシャルプランナーの高田晶子さんに、3000万円を30年で返済する場合を例に試算してもらった。1500万円を全期間の長期固定(金利年3・2%)、1500万円を当初の金利が大幅に優遇される3年の短期固定(同1・8%)にすると、当初の返済額は11万8825円。すべて長期固定にするより1万915円少なくなる。
市場金利の変動がほとんどなく、住宅ローン金利の基準となる店頭金利が4年目以降も年3・0%だったと仮定すると、長期固定のみの場合より総返済額が約214万円も減らせる。
しかし、市場金利が上昇し、4年目以降の店頭金利が年4・0%に上がっていたとする。その場合、総返済額は、すべて長期固定にするより約24万円増える。同様に年4・5%に上昇すると、総返済額は約149万円も多くなるという。
現在、金利は上昇基調にあるが、3年以上先の金利がどうなっているかは予想が難しい。高田さんは「金利の動きに関心の薄い人や、返済額が増えた時に家計が苦しくなる人は、長期固定型だけにするのが望ましい」と指摘する。
一方、現在は夫婦共働きで出産予定もなく、今後、当面はボーナスなどの余裕資金が手元に残るという人にはメリットもある。いったん金利ミックスでローンを組み、短期固定部分を優先的に繰り上げ返済できれば、金利上昇リスクを避けながら低金利の恩恵も受けられる。金利ミックスプランは多くの金融機関で取り扱っており、まず店頭で相談し、様々なケースを想定して試算してみることが必要だろう。
(2007年3月27日 読売新聞)
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